HG Hagoromo 羽衣は、大谷四郎氏によって楷書体と行書体との中間を目指して作られました。楷書の堅さと行書の柔らかさがバランスよく配分されていて、どちらかというとやや楷書寄りのデザインです。楷書体に脈絡線やはね、はらいが加えられたようなデザインになっています。また、行書体ではストロークを繋げたりして省略されている部分を、可能な限り省略しない処理をしています。やや長めの文章から見出しまでフォーマルな場面に向きます。 (『OH 「羽衣」書体について』より一部抜粋)
HG Soei Presence HG創英プレゼンスのデザインは、創英企画。横画が太い明朝体系の書体です。データ量を少なくするため、微妙な傾きや太さの変化を避け、始筆部や終筆部の飾りや、はらいの先端部、ゲタやはね、うろこなどの形状は、できる限り、直線化したり、単純化するなどの処理を行っています。そのため、シンプルですっきりとしたデザインの書体になっています。大きなサイズで使用したほうがよいでしょう。
HG Reithic シーアンドジイの「れいしっく」を字母とする書体です。隷書スタイルに影響を受けたクラシックな丸ゴシックというべき書体です。ふところが大きくとられていて判別しやすいですが、隷書の特徴をとりいれているため、カジュアルさはそれほどなく、格式と落ち着きが感じられます。そのため、フォーマルな場面に向くでしょう。隷書の特徴のある漢字はとても目を引くため、大きいサイズで使うのも、個性が発揮できます。
HG Gothic PRO HGゴシックは、リョービの書体「ゴシック」を字母として作られたフォントです。クラシックなデザインがほどこされた正統派のゴシック体ですが、仮名は大きめに作られていて、読みやすいです。Bウェイトは、MSゴシックと同じデザインになっています。M、Bは、本文用途に向いていますが、見出しにも合います。M、Bよりも太いEは、よく目立つので、大きく使うことで魅力が発揮できるスタイルです。
HG Kyokashotai HG教科書体は、日本活字工業の「日活教科書体」を字母とする教科書体で、児童の教科書などの使用が想定される書体です。筆で書いた文字をもとにしていますが、太さはやや細めです。伸びやかで、格調高いデザインの書体で、フォーマルな場面に合います。手書きの要素が強くコントラストも高めなので、小さいサイズでの長文に使用するよりは、それなりのサイズで、かつ、あまり長めでない文章に使用するほうがいいでしょう。
HG Marugothic PRO HG丸ゴシックは、リョービの書体「シリウス」を字母とする丸ゴシック体です。L、M、Bと、3つの太さがあります。線はやわらかで、全体的に明るく、あたたかさがあります。ふところは大きくとられていて、かつ、仮名も大きめに作られていて、判別もしやすくなっています。また、それらの特徴から、カジュアルな印象を強く与えますが、ややコントラストがあるため、すっきりとしていて、優しい印象も与えます。
HG Gothic HGゴシックは、リョービの書体「ゴシック」を字母として作られたフォントです。クラシックなデザインがほどこされた正統派のゴシック体ですが、仮名は大きめに作られていて、読みやすいです。Bウェイトは、MSゴシックと同じデザインになっています。M、Bは、本文用途に向いていますが、見出しにも合います。M、Bよりも太いEは、よく目立つので、大きく使うことで魅力が発揮できるスタイルです。
HG Marugothic HG丸ゴシックは、リョービの書体「シリウス」を字母とする丸ゴシック体です。L、M、Bと、3つの太さがあります。線はやわらかで、全体的に明るく、あたたかさがあります。ふところは大きくとられていて、かつ、仮名も大きめに作られていて、判別もしやすくなっています。また、それらの特徴から、カジュアルな印象を強く与えますが、ややコントラストがあるため、すっきりとしていて、優しい印象も与えます。